驚きの映像と画像が届きました。ロシアンリポート第三弾です。
ゴキゲン画像の謎が解明?
なんと、驚いた事に、プーチン氏と同じ空間に居合わせるという事になっていたようです。それをここで紹介していいのか憚られますが、おずおずと紹介します。
そして、前回更新投稿のゴキゲン画像の内訳が少々理解出来たような気がしますね。やはり、お食事だった様子で。
生プーチン大統領
最初、プーチンの画像が送られてきたので、「え? これはポスターかしら?」と思っていたら、どうやら生プーチンだったそうです。驚愕! ああビックリした。あんまり「プーチン」の前にナマって付けないですよね。大統領にナマってなんだか。ねぇ。ああ、びっくりした。本当にナマプーチンだったようです。侵攻中でも大統領は様々な仕事があるのでしょう。ゴルバチョフさんにお別れに出向いたりもしていたしね(如何に反対されようと仁義を重んじる部分はあったのでしょう)。
これは何なのか?
ですが、ただ「画像を送って下さい」としか告げていない私、当サイト管理者の元には、断片的に届く写像のみ。それを邪推を重ねて事実を紬だそうとするのみ。
だが、少しずつ判ってきたのは、仕事で行かれたということ。エネルギー問題の会議? 国際会議? なんでしょう。
なんと。名前の記されたイスがある。つまり、前以ていく事を先方に告げて臨んでいた事になる。
良かった。急に思いついてすっ飛んでいったワケではなくて。
日本人は間違いなく珍しい筈です。今、ロシアに向かおうとする人は大変希少性が高い。それもそのはず、何しろ40時間かかるワケですから。そして、向かう事はロシアを「否定していない」と勘ぐられるリスクがあるワケですから。
この行動は、氏が身を以て表す事の本質のナンタルチーヤを頭をひねって考えろという指令のようです。
人の幸せは「人それぞれ」。
だが、戦争が不幸であることは疑いようもなく。だがそれとは別に、しっかりと向き合うべき大きなSDGs要素に「エネルギー」がある。
加えてロシアとエネルギーは切っても切れない問題がある。その上にあぐらをかいているからこその侵攻かもしれないが、だからといって、エネルギー問題の全てにおいて「思考停止」にしている場合ではない。
氏の事だから、きっとこういう事なのではないでしょうか。
行く必要があったから行った。
ただそれだけの事……。
ロシアの取材を受けた映像が紹介
その後、目﨑さんから追加情報を教えて貰えました。氏のインタビューがロシアのマスメディア(どうやら大きなテレビ局らしい)で紹介されていたようです。そのリンクはこちら。
↑有名な「YouTubeもどき」で映像は紹介されていた。ちゃんと埋め込みタグも使えるようになっていた。一見すると情報統制で締め付けられているようには見えない。
和訳を紹介します。
このページで書かれている事を和訳で引用して紹介します。
日本のGPSS Holdings Incの目崎社長は、WEFの重要性について話しました
ウラジオストクは東アジアの中心であるため、東方経済フォーラム (EEF) は特に重要です。この意見は、太陽光発電所、風力発電所、地熱発電所の建設と保守を行う日本のエネルギー会社 GPSS Holdings Inc. の CEO である目崎正明氏によって表明されました。
また、ウラジオストクは韓国などの国からそう遠くないことを思い出した. 中国、北朝鮮、そして日本。
「これまでのところ、このロシアの都市の可能性は十分に活用されていないと思います。私にとって、これはビジネスの分野に多くの機会があることを意味します。私はビジネスマンなので、常に政治を切り離そうとしています。したがって、私は素晴らしい機会を得るためにWEF-2022に来ました」と彼はIzvestiaとのインタビューで語った.
彼によると、彼は2016年からフォーラムに参加しています。今年は制裁のため、ウラジオストクに行くのはかなり困難でした。以前は直行便で 2 時間かかっていましたが、現在は 40 時間かかります。飛行機はドバイを経由してモスクワまで飛んでいるからです。
目崎氏は、政治とビジネスを分けていると付け加え、ロシアは日本の最も近い隣国であることを思い出した。彼の意見では、この国には大きな可能性と大きなチャンスがあります。
「まず第一にエネルギーです。東京は 90% 以上を天然資源に依存しています。私のビジネスは主に再生可能エネルギーに関連しており、その促進は日本とロシアの両方にとって非常に重要です」と目﨑雅昭氏は述べています。
対話者は、日本はまだ炭化水素を必要としていると確信しています。
そして、ロシアには日本にはない天然資源がたくさんあります。政治的な観点からは、これは問題ですが、私はビジネスマンなので、何らかの貿易関係が必要です。政治にもかかわらず、モスクワと東京良好な関係を維持する必要がある」と彼は付け加えた.
WEF-2022 が 9 月 5 日から 8 日までウラジオストクで開催されることを思い出してください。今年は60カ国以上からゲストが訪れました。たとえば、オーストラリア、オーストリア、イギリス、 アメリカ、ドイツ、フランス、スイス、日本、アイルランドからビジネスマンがフォーラム イベントに参加しました。
ren.tv
REN.TVとは?
目﨑雅昭氏が出演し、インタビューに答えていた部分が放送されたテレビ局「ren.tv」とはどんな放送局なのか? 調べて見た所、どうやら、プーチン政権を批判出来ない/ウクライナ侵攻を批判出来ない/……といった言論弾圧をデフォルトと位置づけた場合、フツウの局のようです。
ですが、詳しく見て見ると、いくつか判る部分があります。というか、読み取れます。
2006年12月18日、セヴェルスターリのAlexey Germanovichは、REN TVの取締役会会長を、ウラジーミルプチン大統領の北西連邦オクルグの元副特使であり、サンクトペテルブルクのロシア銀行の子会社であるABRosInvestmentsの取締役会会長に任命しました。。ABRosはRENのかなりの株式を購入していました。会長のユーリ・コヴァルチュクがウラジーミル・プーチン大統領の親友であった銀行は、故郷のTRKピーターズバーグTVチャンネルの38%を所有しており、アナリストは2006年12月19日にコメルサントに語った。-毎日。 RENTVとTRKPetersburgは、独立して運営されるものの、単一のメディアホールディングに統合されると、業界のオブザーバーは毎日語っています。
これは、このren.tvについてのデータ部分の引用です。これが正確だと仮定すると、たったこれだけの部分にプーチン大統領の名前がいくつも登場する。
如何に「ワンマン」な体制で国は舵取りがなされているのか?というものも、理解できよう。
また、こうも載っていた。
ロシアのメディアは、石油・ガスグループのスルグトネフテガスがチャネルの株式をABRosに売却し、ABRosがメディア会社の株式を45%から70%に増やしたと報じました。「これは、ベルテルスマンがロシアのテレビ市場で約18か月後に売却することに興味を持っていたという兆候です」と、放送ニュースのWebサイトは付け加えました。
つまり、「エネルギー>マスコミ」の臭いがプンプンに漂っているようにも思える。
日本のTVでも紹介?
日本のテレビのニュースでも紹介されていた、この会議こそが、目﨑さんが出席したシンポなのではないでしょうか?(未確認)
やはり各国のボイコットは多く(そりゃそうだ)、ロシア国外からの来訪者はまとめてイスに座って貰って撮影している様子。
目﨑さんからの連絡では「数年前はここに安倍晋三がいました」とのこと。故安倍晋三元総理が出席したのは、故人が北方領土について期待を寄せており成果に繋げられるのではないか?と期待が残っていた頃か。今は昔。
ですが安心して下さい。ここにて日本の企業家がロシアを訪れる事は、色々な形で政治利用される可能性はあります。氏がそれを理解していないワケがない。目﨑さんのラジオ番組を聴いてるリスナーの皆様はいわずもがな理解頂けているとは思いますが、エネルギー業界がそれをどう見るのかは、これからでしょう。
サハリン2の問題において、撤退したLNGガスチームが、いつの日か目﨑さんのロシア訪問に感謝する日が来るのかもしれません。