RE100の加盟企業が怒っているのは、政府のもたもたした対応について?!
2021年5月更新分その2「佐藤満春エネルギー芸人への道」です。
RE100に加盟する企業が2030年に再生エネ50%になるよう政府に要請
RE100に加盟し、日本で事業展開する米アップルやリコーなど53社が連名で書簡を送ったそうです。現在の日本の再エネの目標比率は22~24%。これに業を煮やした形ですが、企業側からせっつかれるのは、緊急事態宣言を都知事からせっつかれてた菅総理よりもカッコ悪い気がしますけれども~?
……企業側がイライラしている理由は何でしょう?
……よほど、「ねむたい」対応なのでしょうか?
既得権益を守りがたがることが、世界との再エネ格差を広げた?
東京新聞に掲載された山家公雄エネルギー戦略研究所長の話です。
風力発電が日本では増えていません。風力は発電コストが安く夜間も動き、原発や石炭火力と競合するからです。急に導入されると大手電力の経営が揺らぐ恐れがあったからだと考えられる。との事。
このあたりが「洋上風力発電」に期待を膨らませる理由なのは理解できますが、既得権益を守りつつ導入を図る日本の再生エネ政策により、世界との格差は拡大したのだとしたら、諸外国は、そのあたりをどう調整したのでしょう????
そしてそれが日本で出来ない理由は何ですか??????