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トマティス・メソッドについて

目﨑雅昭HappyWedge、10月放送は、目﨑さんが体験した「トマティス・メソッド」とは何なのか?その謎に迫ります!

トマティスメソッドはフランスの耳鼻咽喉科医アルフレッド・トマティス博士(1920-2001年)が1947年から開発、研究を重ね、完成させた聴覚、心理、発声改善法です。

日本トマティス

トマティス博士の三原則

トマティス博士は下記の三原則を機軸に、聴き取りの状態をみる独自の“リスニングチェック”方法とトレーニング機器を完成させて、トマティス聴覚改善トレーニング手法を確立しました。

第1法則

耳で聴き取れない音は発音できない。

「人間の声には耳で聞いたものしか含まれない」というフランス人耳鼻咽喉科医アルフレッド・トマティスが唱えた学説は、音声心理学者Raoul Hussonによってソルボンヌ大学心理学実験室で確認され、1957年3月にフランス科学アカデミーで「トマティス効果」として、同年6月にパリ国立医学アカデミーで「聴覚を起源とする発声の変化と生理学的臨床的適用例」として報告されています。

第2法則

聴覚の改善により発声にも変化が現れる。

「耳で聞いた音しか発声できない」とする第1法則の確認の後、「損なわれていた周波数を正しく聞き取れるようになると、その周波数は、発声の際に瞬間的、無意識的に再生される」という第2法則が導かれました。Hussonは1957年6月のパリ国立医学アカデミーの報告の中で、この第2法則を「トマティス効果の生理学的、生理病理学的帰結」としています。

第3法則

聴覚の改善後、発声の改善も定着させる事ができる。

「残留の法則」とされるこの第3法則は、「聴覚刺激をある一定の期間与えると、残留現象により被験者の自己聴取の姿勢が変わり、結果的に発声が変わる」。ということを伝えています。


耳は、中耳の鼓膜張筋とアブミ骨筋を使って音の強さを調節し、聴覚に連動して第7神経系統がアブミ骨筋とともに、唇の周囲の口輪筋や前方開口の2表情筋を制御し、第5神経系統が鼓膜張筋とともに、口を横に引っ張る咬筋を制限して発声に影響を与えています。


作成者: 管理人

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